トップ アイコン     恩寵園卒園生が千葉県知事に要請書
2000年3月8日up
カウンタ
from 2000/3/8

 3月6日 千葉駅前 卒園生3名と支援の大人3名がビラまき。500枚配付

 3月7日 千葉県知事に廃園反対要請

8時 千葉県庁前でチラシ配布(テレビ局3社取材)
卒園生3名、支える会4名で1200枚配付。ビラを受け取り「がんばって下さい」という県職員も。
広報課職員が当HPを見ていて、ビラまきとスケジュールを知っていて、段取りを取ってくれた。
9時 県議会前に移動し、ビラまき
議員の大半は車で登院とのことで、配付枚数は数十枚程度。
9時45分 千葉自民党幹事長と面会
県議会自民党控え室にて幹事長に面会。卒園生3名に「がんばって下さい」と激励。
議員68名に、ビラを配布

10時 県議会を傍聴
自民党花沢議員が恩寵園について代表質問(60分の持ち時間の中、3分程度費やしてくれました)
沼田県知事が答弁。
11時 要請書を提出
広報課職員の案内で社会部長室に移動。
社会部長は議会で不在のため、代理の参事に要請書を読み上げ、手渡した。
テレビ、新聞取材数社。
検討して、返事するとのこと。日時については未定。

11時15分 県庁の食堂で昼食
卒園生3名と県庁レストランで食事。ウチ2人が2人前の定食を注文。聞き間違えたウェイトレスが4人席に4人分の定食を運ぶ。2人前追加し、6人前の定食がテーブルに所狭しと並ぶ様は壮観。
12時半 記者会見
弁護士会館にて経過報告と今後の課題について報告。
テレビ2社、新聞3社
19時 緊急集会
船橋勤労市民会館にて緊急集会
参加者者50名程度、30年前の恩寵園の卒園生も参加
経過報告と卒園生達の発言、今後の運動の方向について検討
テレビ3社、新聞、雑誌数社
集会でカンパを呼び掛けたら62,256円集まりました。ありがとうございました。<m(__)m>

終了後、食事し、参加した卒園生に行動費として2000円(×5名)渡す。


3月議会「恩寵園」に関する質問と答弁(2000/3/7)

自民党 花沢三郎議員
 船橋市の児童養護施設「恩寵園」で、懲戒権の濫用不適切な児童処遇があったと聞く。県による2月16日の改善勧告に対し、法人は同月28日、役員の刷新と休園、その結果としての廃園を決定した。休園の理由を「児童を養育する環境にそぐわない」としている。園児のことを考え、法人に対し休園の再検討を指導すべきだと思われるが、(1)このような園の回答に対して、県はどう対応しているのか。(2)懲戒権の濫用防止のため、県下の児童養護施設に対して指導する必要もあると考えるが、どうか。

沼田武知事
((1)に関し)2月28日、理事の交代と園長の辞任、休園の方針を園が回答してきた。3月1日の厚生省の指導もあり、2日、法人に対して、休園を再検討すること、改善計画を退出すること、理事には社会福祉事業や児童の権利擁護に精通する者、地域の代表者を選任すること、前施設長には就業規則に従い(退職金などにつき)厳正に対処すること(の4点)を指導した。今後とも園児の処遇確保に向け最大の配慮をしたい。園の継続運営を前提に、勧告の趣旨に沿った是正、改善が図られるよう同法人を指導していく。
 ((2)に関し)平成10年の通達などで、懲戒権の濫用禁止について徹底を図っている。適正な処遇確保のため、処遇基準を作成し、研修を通して職員に指導する。また、平成12年度内を目途に、児童の苦情、意見を把握して相談、援助するための第三者機関が県児童福祉審議会に設置することが検討されていることから、県社会福祉審議会に設置される運営適正化委員会との連携を図れるよう、早期設置を検討する。


2000/3/7

千葉県知事 沼田

恩寵園卒園生 有志

要  請  書

 私たち恩寵園の卒園生は、長い間、大濱浩園長から虐待を受け続けながら、生活して来ました。殴る・蹴るの暴力や脅迫を受け続けながらも、わたしたちをかばってくれる職員や施設で一緒に暮らす兄弟・姉妹のような仲間と一緒だったからこそ、耐えてこられたのだと思います。
 私たちの仲間の中には、4年前に園を脱出して児童相談所などに「園長先生を辞めさせてほしい」とお願いした人もいました。でも、一部の大人を除いては、ほとんどの大人が私たちの必死の訴えを無視しました。
 今回、恩寵園の理事会が休園することを決定したと聞いて、真っ先に頭に浮かんだのは、「今回も4年前と同様に、どうせ誰に言っても変わらない」のではないかということでした。
 しかし、現在恩寵園で暮らすこどもの中には、私たちの弟や妹がいます。恩寵園が休園することになれば、一緒に暮らす仲間とも、学校の友達とも別れなければなりません。子どもには安心して落ち着ける場所こそ必要なのに、弟や妹たちは、「恩寵園を出ていくことになる」と聞いて、不安にかられています。
 私たちは、自分が味わったような寂しさを、弟や妹を始めとして、今恩寵園にいる子ども達には味あわせたくありません。恩寵園を休園・廃園するのではなく、これまで私たちに間違った接し方をしてきた大人には謝ってもらい、新しい恩寵園として生まれ変わって欲しいのです。
 
私たち卒園生の多くは、恩寵園でのいい思い出がないから、卒園後、一度も恩寵園に遊びに行ったことがありません。それでも、みんなと過ごしたあの家がなくなることはやっぱり寂しいし、絶対に受け入れることはできません。恩寵園が生まれ変わって、こどもを大切にする施設になったら、ぜひとも自分のふるさととして訪れるつもりです。虐待を受けながらも、それに耐え、わたしたちが仲間と共に育った場所なのですから。
 大人だけで、すべて決めてしまうのではなく、私たち卒園生と、今恩寵園にいる子どもたちの意見も十分に聞いて下さい。そして、恩寵園を廃止するのではなく、子ども達にとって楽しい、安全な場所に生まれ変わることを要請いたします。

  1. 大人が勝手に恩寵園の休園を決めるのではなく、子どもの声を聞いて
    ください。
  2. 休園には反対です。新しい理事会と園長のもとでの、恩寵園の生まれ変わりを要請します。
  3. 私たち、恩寵園の卒園生と在園生に、千葉県知事及び千葉県職員は謝罪して下さい。

緊急集会レジメ

プログラム
最近の流れ
1/27判決の意義と、なぜ裁判を起こしたのか
全国児童養護施設協議会(全養協)と職員の動向
中央児童審議会委員、県へ要請
ホームページのアクセスの状況
子どもたちの思い、声
質疑応答
今後の方針提起
決意表明

最近の流れ
1月27日 住民訴訟判決
2月15日 県児童福祉審議会 園長の解職を含む改善勧告を答申
2月16日 千葉県警察恩寵園を強制捜査
       千葉県が恩寵園に改善勧告
2月22日 厚生省、全理事の退職を要求
2月23日 法人 全理事の退陣と新理事として最首和雄氏を理事長に選任
       千葉県へ休園(廃園)方針を県に伝える。
2月28日 理事会、休園(廃園)を県に通告。県もこれを認める。
       支える会・弁護団・卒園生合同会議
2月29日 厚生省 千葉県へ休園反対の要請行動
3月 1日 厚生省 県へ休園を認めない申し入れ
3月 2日 県 法人へ再度改善計画を出すように申し入れ
3月 5日 卒園生と支える会 船橋駅、北習志野駅前でビラ配付
       新理事長最首氏宅、恩寵園に要請
3月 6日 千葉駅前でビラ配付
3月 7日 千葉県庁前でビラ配付
       県自民党幹事長に挨拶、自民党議員団にビラ配付
       県議会代表質問で自民党花沢氏、休園に反対する質問
       社会部長に卒園生が要請書を手渡す
       緊急 休園反対集会
3月 8日 恩寵園理事会
3月 9日 理事会 県へ勧告の回答