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裁判支援ビラ 県庁前配付 2000年3月16日 |
from 2000/3/16 |
3月16日、恩寵園卒園生3名と支援の大人達2名が集まり、雨天の中、千葉県庁前でビラまき(1100枚)をしました。雨にも関わらず、快くビラを受け取って下さった千葉県職員の皆様、ありがとうございました。
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3/16(木)駅前配布ビラ 県庁バージョン (MS-WORDファイル 35KB) ダウンロードして、両面に印刷し、お知り合いに配っていただけると嬉しいです。 私たちは、大浜浩前園長と千葉県に謝ってもらうために
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あのとき、千葉県が話を聞いていれば・・・恩寵園の元指導員で、大浜浩前園長の次男の大浜晶(31才)が強制わいせつの容疑で、3月8日に逮捕されました。2年前に小学校の女の子の体を触ったりした疑いが持たれています。それ以前から、子どもたちの間では、大浜晶のいやらしいことは、有名でした。大浜晶がポルノ雑誌を子どもたちに見せたこともありました。子どもたちは、4年前に逃げだしたとき、千葉県の職員に「大浜晶がいやらしいことをする」と訴えました。 ところが、千葉県は何もしませんでした。もし、そのときに千葉県の職員が動いていたら、今回の性虐待は起きなかったと思います。わいせつ指導員を知っていながら放置した千葉県は共犯といってもいいでしょう。 施設内の性虐待−イギリスでは極刑が存在しない英国では、施設や里親託置でケアを受けている子どもへの性虐待は、被害児一人につき終身刑一つが下る程深刻な犯罪です。数年前、5つの終身刑と懲役百数十年の刑をまとめて受けた児童ホームの施設長がいました。自分のケアの下にある複数の子ども達を性的/身体的/情緒的に虐待したからです(レスタシャー県フランク・ベック事件)。 心に傷を負い公的ケアを受けている子どもたちへの虐待は、いかなる形であれ断じて赦すべきではない、人間 が犯しえる最も深刻な犯罪という認識があるからです。 |
生まれ変わった恩寵園は、こんな施設になって欲しい私たちは、恩寵園で暮らしていたとき「殴られるのが当たり前」「怒鳴られるのが当たり前」「何日も正座させられるのも当たり前」と思っていました。でも、裁判を起こす前に他の施設に行ってみて、「こどもたちの表情が違う」「こどもたちの話し方が違う」「緊張しているこどもがいない」ことなどに驚き、今までの「施設」に対して抱いていたイメージが崩れて混乱しました。近い将来、恩寵園がこんな施設になったらいいなと思っています。 恩寵園卒園生有志 ★暴力は、絶対なくす。 ★子どもたちに、いやらしいことをしない。 ★子どもの心を傷つける言葉を言わない。 ★自由行動も可能で、好きなときに外出してもよい。 (もちろん門限は守るよ) ★おこづかいを同年代の子と同じくらいにして、自由にもって歩ける。 ★友達の出入りも可能にする。 ★施設の規則をこどもと一緒に考える。 ★夕食の時間が4時45分と早いので、夜にはお腹がすいて困ります。もっと遅くして欲しい。 ★門限や就寝時間も同年代の子と同じにして、学校の友達ともっと長く一緒にいられたり、テレビドラマの話などについていかれるようにする。 (恩寵園の就寝時間は中高校生も夜8時だった) ★卒園生や近所の人が気軽に立ち寄れるような開放的な雰囲気にする。 ★希望すれば全員高校に行けるようにする。 |