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2001年7月27日(ぱ・る・るプラザ千葉)
カウンタ
from 2001/7/24

Wordファイル

マスコミ関係各位

恩寵園の子どもたちを支える会
 代表 浦島佐登志

「養護施設の児童虐待」出版記念会のお知らせ

 前略
 昨年は、児童養護施設恩寵園での虐待事件に注目し、継続して報道して下さり、心よりお礼を申し上げます。おかげさまで、多くの市民の応援をいただき、カンパの総額も200万円を超え、ありがたく卒園生のために使わせていただきました。恩寵園の廃園阻止、千葉県による前園長大浜浩の退職を含む改善勧告、息子指導員大浜晶の強制わいせつ強姦事件の有罪判決、前園長大浜浩の暴行傷害事件の提訴、卒園生達の損害賠償請求裁判の提訴など、大きく前進できたのは、皆様方の子どもの立場に立った報道のおかげと感謝しております。本当にありがとうございました。
 そして、今週の7月27日(金曜日)午後1:15より千葉地裁301号法定にて、恩寵園前園長大浜浩による園児傷害事件の一審判決が出されます。前園長大浜浩は、長年にわたり園児を殴る、蹴る、切るなどの虐待を繰り返してきましたが、園児達は外部に訴えることが出来ず、多くの傷害事件が時効により立件できませんでした。傷害事件として立件できたのは、この事件のみでした。
傷害事件の証言にたった被害少年は、前園長への恐怖心に駆られながらも、勇気をふるいしぼり、やられ続けてきたたくさんの先輩の痛みや叫びを胸にして、堂々と証言してくれました。
 この判決が、全国の養護施設へ与える影響ははかりしれません。児童養護施設で行われた犯罪行為が、いま白日の下に裁かれようとしています。天に恥じない、公正な裁きが下されることを、卒園生と共に願っております。
 
 さて、児童養護施設恩寵園で行われた児童虐待について、広く世間に伝えるべく本を出版することにいたしました。恩寵園で何が起きていたのか、当時を振り返り、支える会と卒園生、弁護士が執筆を分担しました。タイトルは、「養護施設の児童虐待〜立ち上がった子ども達とともに」(明石出版)です。大浜浩の判決の日に、有罪判決を願い、出版記念会を開催いたします。 
 是非ともご参加の上、各方面で取り上げて頂けましたら幸いに存じます。今後とも、養護施設の子どもの人権のために、施設内虐待を防止する立場に立った報道をお願いいたしたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。

日 程  7月27日(金)
         午後1:15 一審判決 (千葉地裁)
            2:00 記者会見 (パルルプラザ千葉)
            3:00 出版記念会(パルルプラザ千葉)

会 場  パルルプラザ千葉6F欅の1
      千葉市中央区富士見1-3-2 電話043-202-0800

みなさまのご参加をお待ちしております。