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廃園に対する千葉県の姿勢 2000年2月28日 |
from 2000/3/1 |
児童養護施設「恩寵園」について平成12年2月28日 1 社会福祉法人「恩寵園」の報告内容について 県では、平成12年2月16日に社会福祉法人恩寵園(理事長 田中衛)に対し、勧告を行い、改善を求めていたが、2月24日の理事会の審議を経て、本日、同法人から以下の事項について決定した旨の報告を受けた。 (1)理事(理事長を含む。)及び監事の全員を交代することとし、新理事長として最首和夫氏(弁護士)のほか、新理事3名の選任がなされ、残る理事3名及び監事2名についても速やかに後任を選任する。 (2)園長は辞任し、副園長が園長の代行をする。 (3)本年4月から、休園する。 2 報告に対する県の対応について 県としては、法人の意志も固く、園をめぐる養育環境を勘案すると、休園を認めざるを得ないと受けとめており、入所児童の適切な処遇の確保を最重点として次のとおり対応していきたい。 (1)休園に至るまでの間だ、園の運営及び児童の処遇が適切に行われるよう指導する。 (2)児童の心理的ケアを行うため、児童相談所職員が毎日訪問する。 (3)入所児童の措置変更については、児童、保護者の意向を踏まえ、適切に行う。 なお、学齢児童の措置変更の時期については、修学に支障のないよう、出きるだけ春休みに行う。 また、一時保護については、必要に応じて随時行う。 |