トップ アイコン     養護施設における体罰訴訟
1998年9月7日
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from 2000/3/14


1998/09/08 朝日新聞朝刊

元園生への暴行は体罰 養護施設職員に賠償命令 東京地裁判決

 東京都調布市の養護施設「二葉学園」の元園生の男性(一九)が、「職員に暴行を受け、精神的な損害を被った」として、職員の男性らを相手に、二百万円の損害賠償を求めていた訴訟で、東京地裁の高柳輝雄裁判長は「暴行が体罰に当たることは明らかで、違法」として、十万円の損害賠償を職員らに命じる判決を七日、言い渡した。
厚生省家庭福祉課は「養護施設の体罰をめぐる民事訴訟で判決が出たのは、把握している限りでは初めて」としている。
 高柳裁判長は判決理由の中で、「学校教育法の体罰禁止規定が、養護施設に当然に適用されると即断することはできないが、二葉学園は養護方針として体罰の禁止を自ら掲げていた」と指摘。「問題となった暴行は違法」と判断した。