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損害賠償請求裁判公判開始についての声明

2001年2月15日
カウンタ
from 2001/2/15


 恩寵園卒園生による千葉県と(福)恩寵園と前園長:大浜浩に対する損害賠償請求裁判について

恩寵園の子どもたちを支える会

  1. 3月8日、第1回公判を迎えるに当って

     昨年、あの恩寵園の廃園を巡る騒動の真っ最中の2000年3月10日に提訴された、 原告一人につき一千万円、11人に対して一億一千万の損害賠償請求裁判が開始され ます。この訴訟は、社会福祉法人恩寵園と大浜浩に対しでは単なる損害賠償請求とな りますが、千葉県に対しては国家賠償請求になるという性格を持つ裁判です。
     私達は恩寵園内部で行われた体罰そのものを告発すると同時に、こうした事実をを 隠蔽するばかりではなく、積極約に問題の解決を阻害しようとしてきたとしか考えら れない、当時の千葉県の行政実態を、この裁判の過程で余すことなく暴いていくこと になると考えています。卒園生たちの現在の置かれた状況を含め、行政の誤りを追求 するするつもりでおります。

  2. 公判に対する態度

     今回の公判に対して、弁護士・支える会は基本的に支援部隊に徹した裁判になると 思います。この公判を通じて、徹底して卒園生たちの声を中心に公判を維持していき たいと考えています。彼らの訴えてきた事実は、熟達した弁護士の弁論述や支える会 の戦術観を凌駕したものがあります。
     こうしたことを踏まえて、卒園生の主張を前面に押し立てた公判にしていく予定で す。そうした方針の具体的な表れとして、3月8日第1回弁論において、原告側(卒 園生)弁論の冒頭陳述は、11人の卒園生を代表して、原告自らの弁論となる予定に しています。このような公判方針を堅持する事が、卒園生の声を実現するために継続 されてきた、この間の恩寵園の闘いを引き継ぐ裁判として、相相応しい闘いだと方だ と確信をしております。

  3. 今後の施設内虐待を許さないためにも

     この間の経過の中で、卒園生たちが施設とは、すべからく恩寵園のようなものだと 考えていたことが明らかになっています。そうではない施設が多く存在することも事 実ですが、施設内虐待が日常化している施設が多いことも、又、一つの真実です。卒 園生も弁護団も支える会も、こうした社会福祉を食い物にする悪質な施設が、この世 から姿を消すためにも闘う必要があると思っています。
     前園長:大浜浩はこどもへの傷害罪で3月9日結審の予定であり、次男晶は婦女暴 行と強制わいせつで懲役4年の実刑が確定し、下獄しております。『施設の中での虐 待は、刑事責任も問われるし、民事責任も問われる。』 こうした常識を社会的に定 着化させるための先鞭を担う事を卒園生は願っています。施設内で虐待を受けた、多 くの人々と共に、施設内虐待がこの世から婆を消すことを祈りつつ、闘いを始めます。